今泉さんとの出会い

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 季節誌しずく内で生産者さんを紹介するページを制作するため、お米屋さんを通じて新城市のお米農家さんを紹介していただきました。その紹介していただいた方が今泉健次さん・次子さんご夫妻。それまでは新城市に行く機会もあまりなく、新城はどういう土地柄でどのような特徴を持った所なのだろうと思っていました。実際に新城市は面積も広く、北設楽郡と合わさるとイメージは山々に囲まれた所でした。

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 到着すると、新城市でも市街地から少しだけ外れた場所で逆にイメージとは違う近さ。でも、市街地から近いにも関わらず、そこは北側には山が迫り、森があり、迫る山々から流れる清らかな水。集落には田んぼと畑が広がり、静かでゆっくりと時間を感じる場所でした。

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ちょっとドキドキしながらでしたがあたたかく迎え入れてくれました。専業のお米農家でありがなら、自分たちが食べる分の畑も手掛けて季節の野菜を栽培しています。訪れたのは8月下旬。自慢の田んぼは一面がきれいな緑色で、田んぼもじっくりと見る機会がなかったため圧倒されました。お米・野菜は農薬を使わず、山の水を使い丁寧に育てられ、夫婦二人三脚で育てています。畑では、取材時はオクラ・里芋など季節の野菜、落花生や大豆といった豆類、蕎麦、小麦、麦茶用の麦など…基本は少量多品種。

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印象的な出来事だったのは、田んぼを指指して「これは何かわかるか?」と訪ねられ、正直、田んぼと自分の目線が同じで上からは読むことができなかったですが「交通安全」と文字が作られた田んぼアートだったのです。「食べことはできないお米だけど、テレビでやっていて作ってみたくなってやってみた」とおっしゃっていたと記憶しています。年齢を重ねても興味を持って挑戦してみる、バイタリティーを教えてもらった瞬間でした。

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そしてここでの暮らしは驚きの連続。自分たちが食べたいものを栽培する、味噌も大豆から栽培して自分で仕込む、麦茶やうどんも原材料から作る、自生している山々の植物や水がもたらす自然の四季の恩恵も一緒に楽しむ…こういったことが普段の普通の生活であることがとても新鮮でした。「このような生活がまだ身近でやられている方がいた…」というのが驚きでもありました。

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この日から新城市いや、今泉さんご夫婦とのお付き合いが始まりました。

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